かいしゃ

2001年3月8日
かいしゃに裏切られたと本当に思ったことはまだ一度もない。それはつまり、私がまだ本気で仕事をしていなくて、責任もなるべく避けていこうとしている裏付けになるのかもしれない。

ここで言う、かいしゃに裏切られるということは経営陣に裏切られるということ。そんな思いを一人で背負っている人を今日は見つけた。

条件はビハインドばかりだったけれど、とにかく自分の目指す新規事業に今年度、全力を傾けてきていたはずなのに。また振りだしに戻ってしまいそうなのだ。振り出しならまだしも、今後ずっとこのかいしゃでは実現できなくなるかもしれないほどの状況になっている。

経営陣の情けなさにかいしゃに入って初めて泣いたといっていた。10数年目の男泣きだ。

でも、私たち現場の人間にはそういった上の動きというのは情報操作されることが多い。だから、まさかそんな話になっているとは知らず、それにショックを受けて気持ちがネガティブになっている人がいるとも知らず、無神経に毎日仕事をしていた。

自分だけ他のかいしゃに行くことなんて簡単な人だ。それでもこのかいしゃに残って裏切られたことで腐ることもなく、チームのみんなと一緒にまだまだ新しいことをしようとしている。

そのガッツは賞賛に値する。

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