この〜木なんの木

2001年4月3日
えらくブゥたれてた引継ぎ営業なのだが、育ての兄
でもあるザビエル主任から“この〜木なんの木”を
プレゼントされる。

さっそく引き継ぎ行脚の旅。愛宕と大森を連日のよ
うに訪問して「今度、御社担当を変わることになり
まして〜」とやる。

ちびしぃ世の中だが、この〜木なんの木の担当者の
方々は代理店さんも含めいい人たちばかりだ。黄色
と黒のニクいヤツ(こっちはホントにニクいヤツ)
らにも爪の垢でも煎じて詰めこんでやりたいものだ。

が。一人だけどうやら曲者発見……。
パッと見、広告やさんチックなギョーカイ人のよう
なえもいわれぬ雰囲気から繰り出すバズーカ砲並み
のツッコミ。同席してくれてたおぢさまたちも
「こいつは、こーゆー性質なんで代理店さんも結構
オドオドしちゃうんですよ」
と思わずフォロー。それがますますギョーカイ人の
プライドをくすぐったのか
『ええ。ちょいでぶさん、泣いちゃうかもしれないよ』
と先制攻撃。

いやいや、そんなことで泣いてたら今までの苦節3年
(短い……)は何だったのか……。ここはありがたく
その忠告を受け取ってやろうと思い


“そうですかぁ…。でも目からじゃなくて鼻から涙
出しますから大丈夫でーっす♪”


と初心表明。

おぢさんもギョーカイ人もやや苦笑いだった。
そして、引き継いでくれたザビエル主任はきっと
この人選ミスにしばらく立ち直れないのであろう。

けっ。私の目から涙流そうなんて、3年遅いのだ。

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